40歳88キロの私が、クールな天才医師と最高の溺愛家族を作るまで
樹さんの顔が、キスをする程近くなった。
数回程、キスをしているとは言え、正直樹さんの顔を至近距離で真っ正面から見るのは、慣れていない。
(ちっ……近い!!)
私は恥ずかしくなり、ぎゅっと目を瞑る。
樹さんの、爽やかな匂いがどんどん近づいてくる。
(何してるの!?樹さん……!?)
体が重なるのかと思って身構えていると、ガクンっとシートの背もたれが倒された。
「え?」
驚いて目を開けると、樹さんと目が合ってしまった。
怒っているのか、悲しんでいるのか、イマイチ感情が掴みきれない表情を樹さんは浮かべていた。
「あの……?」
私が起きあがろうとすると
「そのまま寝てて」
と、ピシャリと樹さんに言われる。
それから、樹さんはナビに目的地の入力を始めた。
表示された文字は、行くはずだった水族館の名前ではなかった。
「樹……さん?どこに行こうとしてるんですか?」
私が聞いても、樹さんは返事せずに運転を始めてしまった。
今度の運転は、全く揺れを感じなかったので、私は心地よくなり、眠ってしまった。
数回程、キスをしているとは言え、正直樹さんの顔を至近距離で真っ正面から見るのは、慣れていない。
(ちっ……近い!!)
私は恥ずかしくなり、ぎゅっと目を瞑る。
樹さんの、爽やかな匂いがどんどん近づいてくる。
(何してるの!?樹さん……!?)
体が重なるのかと思って身構えていると、ガクンっとシートの背もたれが倒された。
「え?」
驚いて目を開けると、樹さんと目が合ってしまった。
怒っているのか、悲しんでいるのか、イマイチ感情が掴みきれない表情を樹さんは浮かべていた。
「あの……?」
私が起きあがろうとすると
「そのまま寝てて」
と、ピシャリと樹さんに言われる。
それから、樹さんはナビに目的地の入力を始めた。
表示された文字は、行くはずだった水族館の名前ではなかった。
「樹……さん?どこに行こうとしてるんですか?」
私が聞いても、樹さんは返事せずに運転を始めてしまった。
今度の運転は、全く揺れを感じなかったので、私は心地よくなり、眠ってしまった。