宝物 番外編付き
くるみと蓮も座ってから
「それでは、俺から紹介させていただきます!
先日、ずぅーと片思いしていた栗原 くるみさんに結婚を前提で告白をしまして、 OKの返事をいただきました!

みなさんがご存知の通り村田専務のお孫さんで、栗原 くるみさんです。」

「え〜、皆さま。子供の頃にお会いしているのに覚えてなくて申し訳ございません。

栗原 くるみです。
蓮さんと、お付き合いさせていただく事になりました。
これからどうぞ宜しくお願いします。

これは、ウチの祖母からで手作りのパンです。召し上がって下さい。」


「くるみちゃん。本当にありがとう!!
いや〜、慶一郎は知らなかったと思うけど、村田くんの葬儀で一目惚れした蓮がワシに相談してな〜、

長年 ワシはくるみちゃんを見守るスパイだったんだぞ!
毎年村田くんの命日にお邪魔してな!
奥さんからくるみちゃんの情報を入手してだな〜
これでワシもやっとスパイ活動が終了じゃあ〜 ハハハ!ハハハ!」

「くるみちゃんは、高校卒業したらデザインの学校へ行くみたいだ!とか、片山文具に面接らしいとか、ストーカーみたいだったのよ〜」とお婆さんが苦笑いした。

「私は、蓮が彼女もいないみたいだったから、もしかして…… 男の人が好きなのかしらって心配してたんですよ!」とお母さん。

「は! ちょっと! 
俺は、そんな趣味はないから!
くるみ一筋だからさ! やっと成就したんだ。
家族みんなにも祝福してもらいんだよ。」

「お〜! ばあさん。慶一郎も和子さんも
みんな 賛成でいいな?」


皆さんはパチパチ拍手しながら

「「おめでとう! 賛成!!」」 など声を掛けていただけた。

蓮さんと私は頭を下げてお辞儀をした。
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