宝物 番外編付き
カフェに着くと、既に坂田主任と女性が座って話しをしていた。

「ゴメン、お待たせ〜」

「お待たせしてすみません。」

「よ!ご両人! 待ってたぞ〜」

「蓮君。おめでとう!良かったね!」

「ありがとう。美香ちゃん。」

蓮は、座る前に
「え〜と。 2人とも何年も前から知ってると思いますが、彼女になってくれた栗原 くるみさんです。昨日まで家族との話しも進み、今度の土曜日からは婚約者になります。 ハハハ!」

「は! 婚約者? ヤケに早い展開になってるな〜 オイ!
まぁ、座ってよ〜 栗原。こちらは、俺の大事な彼女の遠藤 美香だ。」

「はじめまして! くるみちゃん!私は何年も前からくるみちゃんの話しを聞いてるから、初めての気がしないわ〜
よろしくね! 蓮君、めっちゃ可愛いね!」

「はじめまして、蓮さんと付き合う事になりました、栗原 くるみです。
会社では、坂田主任に大変お世話になってます。これから、どうぞ宜しくお願いします。」

「栗原! 蓮!金曜日からスゴイ展開になってんな〜」

「ああ、サヤマに移動する前に婚約した方がいいと、親達の判断でもあるんだわ」
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