宝物 番外編付き

「あ〜、くるみに毎日こうやって、

抱きしめてエネルギーチャージしないと

明日も頑張れないからさ!」


くるみ
「もう〜。 今日はマンション?」



「うん。 明日の資料を朝から作成するから」


くるみ
「プロジェクトは、順調?」


「ああ、バッチリ! 工場で作るのは

トマトになって、缶詰工場も隣接するんだ。

サヤマの売れてない部署を撤退したし、

社内募集で移住者も結構いるんだよ。

農家が実家とか野菜工場に未来性を感じるとか?

問題は、資金かなぁ」


くるみ
「資金?」



「ああ。初期投資がなあ。

だから、爺ちゃんや父さんとも連携して

投資先や、銀行回りしてるんだわ。」


くるみ
「そうかあ。なんか大変そう。」



「くるみ…俺が言い出しっぺだし、

野菜工場が軌道にのるまでは、工場勤務に

したいんだけど、ついてきてくれる?」


くるみ
「私がついて行かないと、蓮さんの食事と

健康面が心配だもん。ついて行きますよ!

ふふふ。」



「ありがとう! それを聞いて、

更に元気になったわ!」


くるみ
「ふふふ。」
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