宝物 番外編付き
和子
「お母さん。野菜工場って、会社の保養所を

潰して建設するんですよね〜。缶詰工場は?」


みわ
「おじいさんの話しだと、駐車場だった場所

らしいわ〜」


和子
「資金は…」

みわ
「何だか大変みたい。缶詰工場がね」


和子
「資金が調達できないと、本体のサヤマにも

かなりのダメージがあるって

慶一郎さんが言ってたから…」

みわ
「ハハハ! ナンダかんだとやるでしょう。

多分。上手くいくわよ! そう願いましょう」


和子
「はい。」


みわ
「ねぇ、このケーキね、有名な

北海道のケーキ屋さんのなんだって!


お友達がね、スマホでも買えるって言うから

教えてもらって買ってみたのよ〜。

写真を見ていたら、どれも美味しそうだから…

ついつい、5個も買っちゃって……」


和子
「え! ホールケーキを5個?!!」

みわ
「うん。冷凍庫がケーキだらけなの。

だから、おやつの時間は、毎日ケーキよ!

ゴメンね〜」


くるみ
「クスクス。クスクス。

みわお婆さま〜ふふふ。

日替わりケーキ楽しみにしてます!」


みわ
「おじいさんが冷凍庫を もし見たら…

また叱られちゃうわ〜 だから内緒よ!

な、い、しょ! ね!」

ハハハ!ハハハ!と またまた大笑い。

みわお婆さまは、可愛らしい人だ。
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