宝物 番外編付き
缶詰工場の地鎮祭には大平源太郎ご夫妻がいらっしゃるので、
みわと和子も、参列する予定でいる。

1台目の車に会長夫妻と蓮が乗り、2台目は社長夫妻。

工場近くはのどかで、小高い丘から海が見える。

「久しぶりだわ〜。まさかここに工場を建てるなんて思わなかったわ。」

「ああ、しかし保養所も古くなってて毎年かなりの赤字だったしなぁ。
蓮のおかげで赤字の部門が減ってきてるんじゃ」


「蓮。頑張ってくれてありがとう。」

「何としても、サヤマを発展させるからね」

「ありがとうな。爺ちゃんも嬉しいわ」

「源太郎さんには、感謝ですね…」

「うん。そうじゃな。
蓮、もし大平不動産が助けを求めてきたら、できる範囲でいいから助けてあげてくれ」


「はい。わかりました。」
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