宝物 番外編付き
五月は、マッサージから時間に間に合うように

ドレスとティアラを見て、ヘアーアレンジと

メイクを施す。

途中、くるみに五月のおばさんが作ってくれた

サンドイッチを頬張りながら、仕上げていく。


五月
「くるみ、どうかなぁ?」


くるみ
「うわぁ〜、

まるで、整形したみたいに綺麗になってる〜!」

五月
「結婚式は、一生の思い出だし、

写真も撮るからさ! つけまつげもしたよ!」

くるみ
「目が2倍くらい大きくなってるぅ〜」

五月
「さ! 次はドレスだけどキツくしないよ?」

くるみ
「うん。よろしくね!」


ドレスを着てから、鏡で確認。

五月
「くるみ、お義母さんとお婆さまにメール

して、控え室に来てもらいなよ」


くるみ
「うん!」 メールをしたら

控え室に入ってきた2人。

みわ
「うわー、お姫様になったわ〜ねぇ、

和子さん! 和子さんも綺麗だったし、

くるみちゃんも綺麗だわ」

和子
「本当に、素敵! メイクでこんなに

大人ぽくなるのね〜。ステキ!」


くるみ
「はい!お化粧でこんなに変われるんだと

初めて知りました〜 へへへ。」


和子
「蓮がまた惚れ直すわね! 」

みわ
「デレデレよ、きっと!」


ブライダルスタッフ
「新婦サマ、そろそろお時間です。

皆様は、式場の方でお待ち下さい。」


みわ
「じゃあ、くるみちゃん、先に行くわね!

和子さんも五月さんも行きましょうか?」


和子、五月
「はい。」
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