宝物 番外編付き
挨拶 佐山家
お婆ちゃんがパンを会長さんへの手土産用と
丸川さんち用に紙袋に入れてくれた。
お婆ちゃんの方が先に出かけるらしい。
サキ
「くるみ。お婆ちゃん行ってくるから!
会長さんと奥様によろしくお伝えしてね。
戸締りも頼むわね〜。
たぶん帰りは、遅くなるからね。」
くるみ
「うん。わかった。気をつけてね。」
サキ
「は〜い。 じゃあね〜 いってきまーす」
バタン。
お婆ちゃんも出かけたし、私も準備しなきゃ!
バタバタとくるみも用意し始めた。
10時5分前に蓮さんから電話がなる。
くるみ
「はい。もしもし…」
蓮
「おはよう くるみ。
今さ〜マンションの下に着いたよ。」
くるみ
「はい。じゃあ下に降りますから、
待ってて下さい。」
蓮
「うん。わかった。」 ピッ!
くるみは、ベランダやキッチンの火の元など
指差し点検をして、ヨシ!
仏壇にヒョイと顔を出して、いってきまーすと
声を掛けて、
お婆ちゃんのメロンパンが入ってる紙袋を持ち
ドアの鍵を閉めて、
エントランスの外へ出るとマンション前の道路に
蓮が黒いピカピカの外車の前に立っていた。
丸川さんち用に紙袋に入れてくれた。
お婆ちゃんの方が先に出かけるらしい。
サキ
「くるみ。お婆ちゃん行ってくるから!
会長さんと奥様によろしくお伝えしてね。
戸締りも頼むわね〜。
たぶん帰りは、遅くなるからね。」
くるみ
「うん。わかった。気をつけてね。」
サキ
「は〜い。 じゃあね〜 いってきまーす」
バタン。
お婆ちゃんも出かけたし、私も準備しなきゃ!
バタバタとくるみも用意し始めた。
10時5分前に蓮さんから電話がなる。
くるみ
「はい。もしもし…」
蓮
「おはよう くるみ。
今さ〜マンションの下に着いたよ。」
くるみ
「はい。じゃあ下に降りますから、
待ってて下さい。」
蓮
「うん。わかった。」 ピッ!
くるみは、ベランダやキッチンの火の元など
指差し点検をして、ヨシ!
仏壇にヒョイと顔を出して、いってきまーすと
声を掛けて、
お婆ちゃんのメロンパンが入ってる紙袋を持ち
ドアの鍵を閉めて、
エントランスの外へ出るとマンション前の道路に
蓮が黒いピカピカの外車の前に立っていた。