宝物 番外編付き
その後、お婆ちゃんに会長宅へ行く

ワンピースや、バックを選んでもらい、

お風呂に入って布団に入ってもなかなか

寝付けなかったくるみ。


朝、パンの焼く匂いで目が覚めた。


くるみ
「おはよう、お婆ちゃん。いい匂い。」

サキ
「おはよう! くるみ。

朝食用に、ロールパンも焼いたから、

もう少し待ってね〜」

くるみ
「うん。ありがとう。顔洗ってくるね。」


サキ
「パンと目玉焼きとサラダだよ〜」

くるみ
「は〜い」


洗面所から戻ると、パンが焼けたいい匂いと

ダイニングテーブルには朝食が準備されて

いた。

コーヒーを持ってきてくれたお婆ちゃんと

朝食を食べる。

くるみ
「お婆ちゃん。今日もたくさん焼いたんだね」


サキ
「うん。今日は、丸川さんちに行く予定なの。

この前、丸川さんちでも、

メロンパンが好評だったからさ!ふふふ。

張り切っちゃった〜

あとさ、夕飯も友達と食べる予定だから

くるみは、蓮君と食べてきてね!」


くるみ
「えー? そうなの? わかった。


あ、そうだ!

明日のランチは、蓮さんの親友で〜

私の直属の上司の坂田主任と彼女さんと

4人でランチに行く事になってる…」


サキ
「ククク! くるみ。彼氏が出来たら

急に週末の予定がビッシリね! ククク。」


くるみ
「もう! からかって〜」

ハハハ!と2人で笑った。
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