僕等はきっと、満たされない。

「晴さん」



仕事帰りに久しぶりに寄ったバルの

カウンター席から私を呼ぶ声がした



すぐに彼だってわかった

私を晴さんて呼ぶのは彼しかいないから



メッセージは彼の謝罪で終わってる

私は返す言葉もなくて

以前みたいに彼からの
他愛ないメッセージもこなかった



なのにアプリはそのまま消せてない


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