キャラメル頭の君と、1ヶ月の同居ラブ。
でも、綾音が泣いているのに、追いかけないなんて選択肢は俺にはない。


もう、あの男が新しい彼氏でも構わない。 
                  
                   
追いかけて、あの人から綾音を奪うつもりで気持ちを伝えよう。   


そう思った。      
             
            
必死で追いかけると、綾音は何故か学校へ行き、中にも入らず何か呟いたかと思えば、またどこかへ歩き出した。


こっちは……      
            

俺が綾音とよく行った公園。  
              
少し後ろからついていくと、綾音はやはり見覚えのある公園へ入っていき、ベンチに座る。   


まさか……思い出した?      
               
            
そのまま最初に見たときよりも激しく泣き出した綾音を見て、違うみたいだと分かる。


1人になりたかっただけ。


そんなに泣いてまで、何を、誰を探して……

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