キャラメル頭の君と、1ヶ月の同居ラブ。
「誰にも言わないでよ?」


そう頼む私に


「わざわざ言うようなことでもないでしょ? それより涙拭って貰ったって、もしかしてこんな感じで?」


蒼はそう言って私に手を伸ばす。    
                 
                 
そうッだけど!!    
           
           
「蒼……近いよ……」     
           
           
気持ちを認めてからは特に恥ずかしい。  
                
                  
「っねぇ綾音。キスしても良い?」   
                
                
え……?


いつかの記憶がよみがえる。


あれを……今!?

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