隣の住人。




未来の家で色々摘みながら喋っていたからなんだかんだでお腹いっぱいで帰り道お散歩がてら海に寄った。






「めっちゃ静か」

『昼間はまぁまぁ人もいるんけど…』

「穴場だね」

『ひなの地元どうだった?』

「めっちゃいい人ばっかりで最高だった」

『パパもママも喜んでて良かった』

「まじで家族っていいなって思った」

『ひなの家族と家族になってくれてありがとう』

「こちらこそ」

『泣いてもいいよ』

「その一言で涙が引っ込んだ」





浜辺を見渡すと誰もいなかったから、助走をつけて謙人の背中に乗ったら「馬鹿か」と言いながらも受け止めてくれた。




「腰いかれる」

『後でマッサージしてあげる』

「言ったからな。ちゃんと覚えてろよ」





話してたら、急にくるくる回り始めて『やめてやめて!』と、言ったけどやめてくれず…




結局、

謙人がつまずいて、私も謙人も浜辺に転げ落ちました。







謙人は浜辺にあぐらをかいて寝転んでた私を見学されていました。




助けてくれたっていいのに…




『最低』

「面白すぎる」





私も目が回ってしまい、起き上がれずにいたら謙人も横になって…腕枕までしてくれて2人で空を見上げた。






星空が綺麗でめっちゃ感動。





地元にいる時は当たり前のようで、こんなにちゃんと空を見上げることがなかったから新鮮だった。

ぼっとしてたら、不意に「ひなと結婚できて幸せだわ」と言われて大号泣した。





『ひなも』

「幸せになろうな」

『大好き』と言ってキスをした。





いつまでも大好きでいると思う。

出会いは最悪だったけど、十分すぎるくらい幸せ。





謙人は私の涙を拭きながら何回もキスをしてきた。





「泣きすぎ」と笑っていた謙人。

泣いてたけど、謙人に釣られて笑ったらキスされた。




『幸せ。ずっと一緒にいようね。離婚しないでね』と、言うと大爆笑された。




『なんで笑うの』

「籍入れる前から離婚考える人いないと思う」

『そっか』





その後も少しだけ海に黄昏てから帰宅した。






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