隣の住人。
21-
診断結果は、想像通り妊娠していた。
3ヶ月だって。何で気づかなかったんだろう。
いつも通りの生活をしてて、苦しかったかな。
赤ちゃん、ごめんね。
悪阻が辛いことを話すと、今が1番辛い時期みたい。
けど、詳しく内容を話すと酷い方だねと言われた。
「辛くても少し食べなきゃダメだよ」って言われたけど…いや、無理なこと言わないでって心の中で呟いた。
『頑張ります』
「はい、次は…」と言って次来る日を強制予約した。
面白い先生で、バカな私でもわかりやすく説明をしてくれてお陰で理解できた。
謙人も途中、笑ってて仲良くなれそうな先生だった。
これからは悪阻と共に妊婦生活を楽しもうと思います。
家に帰った後は体調悪さでとりあえず、寝た。
起きたら、隣でスマホを触っててくつろいでる謙人。
いつもの流れでキスした。
『お腹が出てないから実感沸かないね』と、言うとお腹を撫でられて「ひながママだね」と言われた。
『謙人がパパだって』
「ひながママの方が驚くと思う」
『そうなの?』
「父ちゃんと母ちゃんに見せたかったな」
『今年の命日も行くけど、赤ちゃんが生まれたら会いに行こうね』
「ありがとうな」
『それまでには体調が戻るといいな』
元気な赤ちゃんを産めるように頑張ります。