隣の住人。
体調が悪すぎて起きたら、まだ夜中の2時で謙人はいなかった。
吐き気が止まらなくてトイレに走った。
食べていないから吐くものがなくて唾液だけ出てきた。
『辛い。寝たい…』
『謙人』と、呟いたけど…帰ってくるはずもない。
体調が悪ければ、ただ寝てればいいのに…寝ることもできないって辛すぎて座り込んで泣いた。
正直、その後の記憶がなかった。
起きたら「ひな大丈夫?」と不安そうな顔をしている謙人。
私はいつの間にかトイレで寝ていたらしい。
『おかえり』と、手を広げるとそのまま抱っこしてくれて寝室に連れてくれた。
「帰ってきたらいなくてびっくりした」
『気持ち悪くてトイレと友達になってた』
「辛いな」
『体がだるい』
「寝ていいよ」
そう言ってくれたから謙人の膝でゴロゴロしてたけど…その間に謙人も寝ていた。
疲れてるはずのにありがとう。
いつもわがままだけど、それ以上にわがままで…
ごめんって感じだけど、今だけ許してね。
私もその後、寝て…起きた後に謙人と一緒に婦人科の病院に受診した。