隣の住人。
男の人かな…
いい人だといいな〜
「はい」
玄関が開いたから、間から覗くと40代くらいの男の人という感じだった。
いい感じそう…
何かあったら助けてもらおうかな。何て〜
地元なんて、隣同士は家族みたいなもん。
だからこそ、
何かがあれば助け合うのは当たり前。
けど、ここは都会という事を忘れてはいけない。
何があるかはわからない…
簡単に信用するのはやめよう。
こう言うところでど田舎の悪いところが、出てしまう。
『隣に引っ越して来ました。よろしくお願いします』
「ちゃんと挨拶して、礼儀正しいね。よろしくでーす」
『それでは失礼します』
簡単な挨拶。
一軒目が、終わりホッとした。
けど、あと二軒残っている…
けど、あと二軒で終わるなら頑張れそう…