ネトゲ女子は社長の求愛を拒む《宮ノ入シリーズ②》
「それにですね。総長。有里は今でこそ、こんな落ち着いていますが」
圭吾兄ちゃんは自分のスマホを取り出して、画像をかざした。
「昔はこんな荒れてたんっすよ」
黒髪だが、バイクに乗り、ピアスをつけ、濃いめの化粧をした高校時代の私の姿が映し出されていた。
「俺の過去だって、褒めれたもんじゃないだろ」
「そうっすね」
「ちょっとは動じてよ!?」
なにあっさり受け入れてんだよっ!
「なかなか、いい面構えだな」
「どういう感想よ!」
「荒れていた姉にネトゲをやらせたら、ハマって。それから、こんなかんじになりました」
「どっちがよかったんだろうな」
「むずかしいっすねぇ」
「ネトゲが私を非行の道から救ってくれたんですよ」
「そこから堕落の道に入ってどうする」
「まあ、そうなんですけどね」
えへ、と笑って見せた。
「その堕落の道からさっさと出ろ。会社に行くぞ」
圭吾兄ちゃんは自分のスマホを取り出して、画像をかざした。
「昔はこんな荒れてたんっすよ」
黒髪だが、バイクに乗り、ピアスをつけ、濃いめの化粧をした高校時代の私の姿が映し出されていた。
「俺の過去だって、褒めれたもんじゃないだろ」
「そうっすね」
「ちょっとは動じてよ!?」
なにあっさり受け入れてんだよっ!
「なかなか、いい面構えだな」
「どういう感想よ!」
「荒れていた姉にネトゲをやらせたら、ハマって。それから、こんなかんじになりました」
「どっちがよかったんだろうな」
「むずかしいっすねぇ」
「ネトゲが私を非行の道から救ってくれたんですよ」
「そこから堕落の道に入ってどうする」
「まあ、そうなんですけどね」
えへ、と笑って見せた。
「その堕落の道からさっさと出ろ。会社に行くぞ」