ネトゲ女子は社長の求愛を拒む《宮ノ入シリーズ②》
私の大事なゲームデータちゃん達が無事で。
「はい、直真さんのもどうぞ」
「なにが、どうぞ、だ!どけ!」
「嫌ですよ」
にらみ合った。
「…ほうが」
「え?」
「あなたみたいなお子様な方が、足枷になって直真にはちょうどいいわね」
褒められてるの?それは。
「行きましょ、一臣さん」
「あ、ああ」
二人は急ぎ足で逃げて行った。
「くそ!」
入り口をふさいだまま、動かない私を殴りとばすわけにもいかないようで、イライラと手を振り下ろした。
その手をそっと握った。
「武士の情けってやつですよ。勉強になったでしょう?これで、あの二人は仕返しにはこないと思いますよ」
多分ね。
「なんだ、その上から目線は」
「いいじゃないですか」
「お前、本当になにを考えてるかわらないな」
そう言って、直真さんは苛立ちながらも微かに笑った。
「まあ、怪我がなくてよかった」
直真さんは私の顔を撫でて、自然な流れで唇を重ねた。
私が身構える前に―――
「…っ!?」
「はい、直真さんのもどうぞ」
「なにが、どうぞ、だ!どけ!」
「嫌ですよ」
にらみ合った。
「…ほうが」
「え?」
「あなたみたいなお子様な方が、足枷になって直真にはちょうどいいわね」
褒められてるの?それは。
「行きましょ、一臣さん」
「あ、ああ」
二人は急ぎ足で逃げて行った。
「くそ!」
入り口をふさいだまま、動かない私を殴りとばすわけにもいかないようで、イライラと手を振り下ろした。
その手をそっと握った。
「武士の情けってやつですよ。勉強になったでしょう?これで、あの二人は仕返しにはこないと思いますよ」
多分ね。
「なんだ、その上から目線は」
「いいじゃないですか」
「お前、本当になにを考えてるかわらないな」
そう言って、直真さんは苛立ちながらも微かに笑った。
「まあ、怪我がなくてよかった」
直真さんは私の顔を撫でて、自然な流れで唇を重ねた。
私が身構える前に―――
「…っ!?」