confused me

-Day 3-

「おはよう、今日もいい天気だよ」


窓が小さくて見えないからわからないか、なんて笑う。

あの後、彼は何も無かったかのように、私をあの部屋にまた繋いだ。

まだ眠たい感覚に目を擦ることも出来ず、目を閉じてもう一度眠ろうとする。

そんな私に、彼がキスをした。


「寝ちゃダメだよ、ほら起きて」


「...もう少しだけ」


「早く起きて、ご飯持ってきたから」


男が私の上に馬乗りになる。
これじゃ、起き上がろうにも起き上がれない。


「わかりました、起きますから」


そう言ってどいてもらうと、彼は満足そうにニコリと笑う。

今日は簡単なものだよ、そう言って机の上から、ヨーグルトをとった。


「優里、朝はヨーグルトとオレンジジュースが好きだったよね。あまり食べたくないからって」
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