雪月花


伸「お!大貴!見てみろ!」

そう言って伸行は双眼鏡を俺に渡して来た。

大「あぁ〜。大事なお姫様を1人にしちゃって。」

桃華は一人で何処に向かって居た。周りの野郎共の視線には気づかず。

ふぅ〜。

大「伸行。今がチャンスだ!行くぞ。」

俺と伸行は近くまで向かった。

途中、俺は伸行に"ある物"を手渡した。

そして伸行は桃華に"ある物"を渡しに行った。

俺はそれを見届けた。

伸「なぁ。大貴が行かなくて良かったのか?」

大「あぁ。良いんだよ。もう用は済んだから戻るぞ。」


さぁ。後2日。せいぜい仲間と平和な日々を楽しむが良い。桃華ちゃん。
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