期間限定マリアージュ~四年越しの旦那様はエリート社長、誓いのキスが子作りの合図~
「実は・・・此処でいつもこうして君のアパートを見ていた…」
衝撃的なコトをサラリと神戸社長は言った。
「いつからですか?」
「・・・そうだな…君との入籍を知った半年前からだ…」
彼はずっとストーカーのように私を見ていた。
「神戸社長って…危ない人ですね…」
「・・・出来れば、浩明さんと呼んで欲しい…君は俺の妻だろ?」
「貴方のような危ない夫は要りません…」
「・・・危なくても、君に離婚を切り出す権利はない…それよりもこっちに来るぞ…」
八神さんが私達の乗る車の方向に向かって来た。