♧♡四季島家のメイドさん♤♢
そこをごそごそと探った秋都が、赤いスカートを取り出した。

そして、シャツ、ブレザーと続く。


「それ着て帰れ。つーか、それがお前の新しい制服だよ」


ベッドに広げられた制服たち。

どれも真新しくて、ビニールに包まれている。


サイズも同じで、なんら問題ない。


…だけど。


「これは…、おじさんからもらった制服だったのに…」


胸に抱えていた制服に目を落とす。
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