♧♡四季島家のメイドさん♤♢
確かに、見た目は同じ制服かもしれない。

でも、この制服にはおじさんへの感謝と気持ちが込められていた。


「仕方ねぇだろ。そんなことになったんだから」

「…うん」


あたしはぽつりと呟くと、秋都が用意してくれた制服に手を伸ばした。



「…言っておくけど、見ないでよねっ」

「だれが見るか、バーカ」


ベッドを仕切る白いカーテン越しに、秋都にそう言いながら着替えていた。
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