片思いウエディング~夫の不倫で!?離婚しましたが、コロナ禍で再婚して赤ちゃんを授かりました~
赤ちゃんは陰性と判明。
私と圭斗さんはオンラインで話をして、柊也さんから借りた名付け親の本で色々と字数と響きで赤ちゃんの名前を考えた。
二人で考えた名前は美沙(ミサ)
一字は沙織さんから貰った。
名前は美沙と決まったが、
普通のママのように直ぐに赤ちゃんとの対面も家族たちとの面会も容易には叶わなかった。
孤独な病室。
熱は下がり、ようやく回復の兆しが見え始めた。
発症から十七日目。
人に移す感染の心配はなくなった。
産婦人科病棟の個室病室に移動した。
「澪…」
お姉様が一人で見舞いに来てくれた。
「お姉様…」
ずっと孤独な時間が多く、色々なコトを想い悩んでしまい、鬱になりかけていた。
ようやく、家族との再会を果たし、今まで堪えていた感情が極まって、私はボロボロと涙を零した。
「一人でよく頑張ったわね…」
「うん…」
お姉様の労いの言葉に涙しか出ない。
お姉様と再会しただけで、これだけの涙が出る。圭斗さんに会ったら、もっと泣いちゃうかもしれない。どうしよう。
「圭斗も貴方のコト心配してるわ…あ、これ…」
「何ですか?」
お姉様は私に手紙を渡した。
「圭斗からの手紙…」
「えっ?あ…そう言えば…」
私はデスクに遺言状を置いたままにしていた。
きっと彼は読んだコトだろう。
その遺言状の返事だろうか?
私と圭斗さんはオンラインで話をして、柊也さんから借りた名付け親の本で色々と字数と響きで赤ちゃんの名前を考えた。
二人で考えた名前は美沙(ミサ)
一字は沙織さんから貰った。
名前は美沙と決まったが、
普通のママのように直ぐに赤ちゃんとの対面も家族たちとの面会も容易には叶わなかった。
孤独な病室。
熱は下がり、ようやく回復の兆しが見え始めた。
発症から十七日目。
人に移す感染の心配はなくなった。
産婦人科病棟の個室病室に移動した。
「澪…」
お姉様が一人で見舞いに来てくれた。
「お姉様…」
ずっと孤独な時間が多く、色々なコトを想い悩んでしまい、鬱になりかけていた。
ようやく、家族との再会を果たし、今まで堪えていた感情が極まって、私はボロボロと涙を零した。
「一人でよく頑張ったわね…」
「うん…」
お姉様の労いの言葉に涙しか出ない。
お姉様と再会しただけで、これだけの涙が出る。圭斗さんに会ったら、もっと泣いちゃうかもしれない。どうしよう。
「圭斗も貴方のコト心配してるわ…あ、これ…」
「何ですか?」
お姉様は私に手紙を渡した。
「圭斗からの手紙…」
「えっ?あ…そう言えば…」
私はデスクに遺言状を置いたままにしていた。
きっと彼は読んだコトだろう。
その遺言状の返事だろうか?