海と空の狭間で……
思わず体勢を崩しそうになる程、あっけらかんとした感じのメッセージに戸惑ってしまう。


いや__

そんな事より問題視すべきは、空が私の事を好き!?


無い、無い、無い!!


そう自分に言い聞かせて、空の方をチラ見する。


「ちょっと待ってて事は、連絡先交換出来たりするのかな!?」


嬉しそうな表情をして、こちらを見ている空。


大丈夫だよね……。


「う、うん」
「いや、、、」
「ん?」
「今はいいわ!!
アスナちゃんが連絡先交換したくなったら、教えて!!」
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