【完結】甘くて危険な恋の方程式〈捜査一課、女刑事の恋と事件の捜査ファイル〉


「……うん。まぁ、いいけど」

 と言うと、日向は「じゃあもう一杯、飲もうぜ」と言って冷蔵庫からビールをもう一本取り出した。

「ほら、つぼみ」

「あ、ありがとう」

 そのまま缶のプルタブを開けてグラスにビールを注いでくれる日向。

「わたしも注いであげるね」

「お、ありがとうつぼみ」

 日向のグラスにも、ビールを注いだ。

「乾杯」

「乾杯」

 グラスをコツンと交わし、またそれを飲み始める日向。

「やっぱり美味いな」

「うん」

 そのままおつまみがないか探すと、お煎餅やさきイカなどがあったため、それを開けた。

「おつまみこれしかなかったけど、いい?」

「全然いい。サンキュ」

 さきイカをつまみながら、わたしたちはお笑い番組を見ていた。

「この芸人、面白いよな? 最近よくテレビ出てるんだけど、コントが最高に面白いんだよな」

 と、日向は笑いながら言っていた。

「そうなの?」

「そうなんだよ。特にコンビニ店員あるあるのコントが最高に面白いんだよ」

「そうなんだ。見たことないかも」

 と言うと「今度見てみろよ。面白いぞ」と日向は言った。
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