明暗フェイス
キモキングがにやっとしたのが見えた。




私の脳裏にあるものがよぎる。




バイト先のハンバーガーショップで制服につけていたネームプレート




村上




「キモキング・・やっぱり覚えてたか
私はあんたのせいでバイトクビになったんだよ」




私は勢いよく立ち上がると、向かい合って座っているキモキングの太い首を締めにかかった。




「わ〜死ぬ、死ぬ!!」




キモキングの隣に座っている純ちゃんが止めに入る。



キモキングがしつこい位味わっていたジャスミンティーが地味にこぼれる。




「お前なんか知らね〜よ
何すんだよ、ブス。」




キモキングが咳き込みながら、この期に及んでとぼけたのでテーブルの下で蹴りを入れた。
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