溺愛ウエディング~最後の夜に授かった赤ちゃんは社長の子、もう二度離さない~
加那斗さんがゲーム機を箱から取り出して、テレビに接続した。

「パパ、すごいよ!!」

「そっか…奏多、ゲームソフトをセットしてくれ」

「うん」

奏多はソフトをケースから出して、セットした。

二人でコントローラーを持って、ゲームをスタートさせた。

「あの…夕食は?」

「後で食べるよ…俺の方がハマりそうなゲームだな…」


二人で並んでゲームする後姿を眺めた。

父と息子。

和気藹々と遊ぶ姿を見て、幸せを噛み締める。

私が求めた幸せが目の前にあった。

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