GET BACK TOGETHER
アイツにはもう二度と関わる気なんて無かったのに。
今の時刻は十九時。
普通の仕事なら終わっている時間だが電話に出てくれるだろうか。
俺はアイツが何処でどんな仕事をしているのかすら知らないから。
『もしもし、光輝から電話なんて初めてだな。何かあったわけ?ってか、あったんだろうなぁ』
出てくれてホッとしたが、すぐにイラッとさせられた。
電話口から聞こえてきたのは相変わらず嫌味な口調と言葉だったから。
「佐々木、訊きたいことがある。絵麻に婚約者がいるって嘘だろ」
そう訊くと一拍置いた後、言った。
『何でそう思うわけ?俺は安東さんから聞いたけど?それにお前も聞いただろ。クリスマスにビンゴで当たったディナー券使ったって』
嘘だと認めてくれない。
「聞いた」
確かに聞いた。
でも今冷静に思い起こしてみると、あの時の絵麻はいつもみたいな落ち着きが無かった。
俺がコイツをあしらう時にそっくりだった。
「お前、どうせ絵麻にすり寄ってフラれて俺が未だに絵麻を好きなのに気付いて嘘を言ったんだろ」
『……』
そう訊くが腹立たしい嫌みな言葉は返ってこない。
「そのだんまりはあれは嘘ってことだろ」
俺は追い詰めようと言葉を投げる。
今の時刻は十九時。
普通の仕事なら終わっている時間だが電話に出てくれるだろうか。
俺はアイツが何処でどんな仕事をしているのかすら知らないから。
『もしもし、光輝から電話なんて初めてだな。何かあったわけ?ってか、あったんだろうなぁ』
出てくれてホッとしたが、すぐにイラッとさせられた。
電話口から聞こえてきたのは相変わらず嫌味な口調と言葉だったから。
「佐々木、訊きたいことがある。絵麻に婚約者がいるって嘘だろ」
そう訊くと一拍置いた後、言った。
『何でそう思うわけ?俺は安東さんから聞いたけど?それにお前も聞いただろ。クリスマスにビンゴで当たったディナー券使ったって』
嘘だと認めてくれない。
「聞いた」
確かに聞いた。
でも今冷静に思い起こしてみると、あの時の絵麻はいつもみたいな落ち着きが無かった。
俺がコイツをあしらう時にそっくりだった。
「お前、どうせ絵麻にすり寄ってフラれて俺が未だに絵麻を好きなのに気付いて嘘を言ったんだろ」
『……』
そう訊くが腹立たしい嫌みな言葉は返ってこない。
「そのだんまりはあれは嘘ってことだろ」
俺は追い詰めようと言葉を投げる。