GET BACK TOGETHER
「とりあえず俺は仕事する。お前は帰れ」

こんな呆然としている雪那は仕事をまともに出来るとは思わなかったので雪那を帰すことにした。

その日は深夜近くまで仕事をこなした。
明日少しでも手が空くように。
絵麻から連絡が来るかもしれないから。




次の日、俺はずっと落ち着かないでいた。

朝も、昼も、前田から連絡は来ない。
勿論絵麻からも。

夕方の十六時半。
依然前田からも絵麻からも連絡は来ない。

頼みの綱の前田は絵麻に連絡を取ってくれたのだろうか……。

夜には連絡は来てくれるだろうか……。

どうにかして絵麻に連絡を取らないといけないと考えたところで気付いた。

そうだ。
あの偶然会った日。
もしかしたらあそこは絵麻の職場に近かったのかもしれない。


居てもたっても居られず、俺は仕事を切り上げてあの駅に向かった。
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