GET BACK TOGETHER
「光輝に、勝手にキスをしないで……」
私が六年前のあの時、この言葉をこんな風に出せていたら、光輝を苦しめずに済んだ……。
今更だけれど、ごめんね、光輝……。
「でも、ありがとう……」
「え」
今度はお礼を伝えると雪那さんは目を見張った。
私がお礼を言うなんて思わなかったのだろう。
「私、貴女が居なかったら自分の間違いに気付かなかった……」
貴女が私に投げた言葉は全部その通りだと思う。
私は自分ばかり守っていた。
真っ直ぐ雪那さんを見ていたら彼女が私から逃げるように下を見た。
「ごめんなさい……」
そして小さく呟くと立ち上がって部屋から出ていった。
私はそんな雪那さんが出ていくのを確認したら、突然腰が抜けてその場にへたりこむ。
「絵麻!?」
光輝が腰を抜かしている私に驚いた顔で振り向いた。
「慣れないことをしたから、力が抜けちゃった……大丈夫だよ」
私は両手を振って返す。
「絵麻、手ケガしてる!」
すると私の手の平の擦り傷に気付いた光輝が私の手を掴むと苦しそうな顔をした。
自分のことみたいに。
こんなの平気……光輝に今までしてきた仕打ちに比べたら……
私が六年前のあの時、この言葉をこんな風に出せていたら、光輝を苦しめずに済んだ……。
今更だけれど、ごめんね、光輝……。
「でも、ありがとう……」
「え」
今度はお礼を伝えると雪那さんは目を見張った。
私がお礼を言うなんて思わなかったのだろう。
「私、貴女が居なかったら自分の間違いに気付かなかった……」
貴女が私に投げた言葉は全部その通りだと思う。
私は自分ばかり守っていた。
真っ直ぐ雪那さんを見ていたら彼女が私から逃げるように下を見た。
「ごめんなさい……」
そして小さく呟くと立ち上がって部屋から出ていった。
私はそんな雪那さんが出ていくのを確認したら、突然腰が抜けてその場にへたりこむ。
「絵麻!?」
光輝が腰を抜かしている私に驚いた顔で振り向いた。
「慣れないことをしたから、力が抜けちゃった……大丈夫だよ」
私は両手を振って返す。
「絵麻、手ケガしてる!」
すると私の手の平の擦り傷に気付いた光輝が私の手を掴むと苦しそうな顔をした。
自分のことみたいに。
こんなの平気……光輝に今までしてきた仕打ちに比べたら……