GET BACK TOGETHER
即答で答えた光輝の返答に私の脳はズドンと重い衝撃が襲う。


「良かったね、絵麻。ラブラブみたいで」

私の隣にいる沙希ちゃんはまたこっそり私に耳打ちした。

それを聞いた私は呆然としたまま俯いた。


沙希ちゃんは勘違いしている。

その『彼女』は私じゃないの。

だって私は昨日、光輝と会ってはいない。

それとごろかこの一ヶ月、連絡すらなかった。


「昨日も会ってたから、ラブラブだって言いたいの?」

「そ。だからごめんね?」

「光輝、一途だな~!というわけで、俺はどう?フリーだよ?」

「結構です」

「俺と光輝に対しての態度の差!傷付く!」


後ろで盛り上がる声はもう一切聞こえなくなった。


さっきの『ごめんね』は訊いた女子にだけ言ってる台詞……?

それとも……


心臓は手で鷲掴みされたみたいに苦しくなると、次に襲ってきたのは涙。

目の奥が熱い……。

泣くな、私。と必死に言い聞かせて、奥歯を噛み締めてグッと堪える。
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