GET BACK TOGETHER
ふと携帯を見る。

あれから私がお店を出て、十分は経っただろう。

口実だったら私にメールをするはずだ。

だが、光輝からの連絡はない。

やっぱり光輝には彼女がいるのだと再認識させられた。


その時、私ははたっと、足を止めた。


今、思った。

彼女がいるけれど……どうして……?

……それでも、どうして光輝は私を抱いたの……?


彼女に飽きたの?

やっぱり私の方が良いって思ってくれたの……?


期待がふつふつと沸きあがる。

まだ、光輝を取り戻せる可能性はあるって。


それに今帰っても私は諦められるの?

裏切られても結局諦め切れなかったのに……


その時、私の中の悪魔が私に囁いた。
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