GET BACK TOGETHER
ホテルの部屋に入ってから訊いてみた。


「ねぇ、光輝は仕事は何をーーーーんっ！」


だが言い切る前に途中で口を塞がれた。
そして突然離されたかと思ったら一言、


「そんなの訊く必要あるの？」

冷たく言い放った。

それは訊くなってこと……。


何も返せなくなって黙っていたら、今日も先週みたいに性急にキスをされた。

それから今日も下着を自分で脱げと命令されて、私は素直に纏っていた衣類を全て脱いだ。

すぐに光輝に触れたいと考えていたら、光輝が何故か突然イスをベッドの所まで引っ張ってきて、椅子の背をベッド側に向けるとそこに両腕を乗せて座った。


「ベッドの上で足広げて、俺に見せて？」

「え……」


どうしたのだろうと訊く前に飛び出した言葉に私は固まる。

更に今日は過激な要求をされた。


「早くしてよ。俺、彼女のところに帰っちゃうよ？」

私が戸惑っていたら、ニコニコしながら私を追い詰める一言を放った。


今私といるのに、彼女を出さないで……。
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