俺がお前を夢の舞台へ
「お前がエースナンバー背負えなかったら、他に誰が背負えんの?」
鋭く力強いタローの声が飛んでくる。
「勇翔は、蒼空がライバルだって認めた唯一のピッチャーだぜ。自信持てよ。俺がお前らのことは1番分かってる。お前と蒼空の力差なんて大したことねーよ」
尚輝くんの柔らかくて優しい声も。
「俺らは勇翔さんだからこれまでついてきたんす。勇翔さんなら、蒼空さんの穴を埋められる、ついていけば甲子園に行ける。そう信じてるから、一緒に自主練もしてきたんすよ」
和樹くんも…。
皆が勇翔を後ろから支えるように包み込んでいる。
「…勇翔。このノート部室に置きっぱなしだったから持ってきちゃった」
蒼空からのノートを開いて勇翔に見せる。
鋭く力強いタローの声が飛んでくる。
「勇翔は、蒼空がライバルだって認めた唯一のピッチャーだぜ。自信持てよ。俺がお前らのことは1番分かってる。お前と蒼空の力差なんて大したことねーよ」
尚輝くんの柔らかくて優しい声も。
「俺らは勇翔さんだからこれまでついてきたんす。勇翔さんなら、蒼空さんの穴を埋められる、ついていけば甲子園に行ける。そう信じてるから、一緒に自主練もしてきたんすよ」
和樹くんも…。
皆が勇翔を後ろから支えるように包み込んでいる。
「…勇翔。このノート部室に置きっぱなしだったから持ってきちゃった」
蒼空からのノートを開いて勇翔に見せる。