消えた記憶~真実は何処に~
キーンコーンカーンコーン…



『んん、…』



もぅ、昼らしい


今日は朝ごはんは食べてないしお弁当も持ってきていないから購買に行かなきゃ行けない


こんな事ならお弁当持ってくれば良かった


買いに行くの面倒臭いし、購買が何処にあるのかすらわかんない!


取り敢えず歩いていれば着くと思うから
探そう



スタスタスタスタ



購買らしき所に着いた


が、問題はさっきのあいつ等だ。


何故か購買に居るみたい。


なーんて私はついてないんだ


会いたくないし帰ろっかな〜…



スタスタスタスタ



…さっきから誰かに追われてる


誰だよ、けど巻くのは面倒臭い


stop



『お前等何ストーカーしてるん』


海「バレてたんだ テヘッ」


『気づいてたよ、…でなんの用?』


海「べ、別に何も無い」


『あっそう。じゃー私帰るから』


虎「おい待て。話がある」


『…なに?』


虎「俺等の姫になれ」


『…っは?何言ってるの?』


虎「姫になれ」


『無理。』


瑞「どーして?(上目遣い)」


『…っ///』



可愛いすぎる、



『ど、どーしてもだ』


瑞「お願い、加波ちゃん。姫になって?僕加波ちゃんじゃなきゃやだ」


『っ、わわかったから、』


瑞「本当に?(上目遣い)」


『あぁ、だけど姫になって良いか電話する。ダメって言われたら、諦めろ』


瑞「やったぁあ! ニコッ」



取り敢えず、つーくんに聞いてみよ



『もしもし、つーくん』


椿「「ん?樺羅美か?どーした」」


『いろいろあって姫になれって言われたんだけど━━━━━━━━━━━━━━━』


椿「「俺は樺羅美がなりたいなら反対はしない。だが一応仲間には聞いておけ」」


『本当に?わかった。聞いてみるよ』


椿「「あぁ、」」


『またね。ありがとう!』



ブチッ



プルルルルプルルルル



『もしもし、』



颯「「樺羅美?どうした?」」


『色々あって姫になってって言われたんだけどなってもいー?』


颯「「まぁ、樺羅美が信用出来る相手なら俺等は反対しないよ。」」


『え!ありがとう』


颯「「その代わり倉庫はちゃんと来いよ」」


『うん、わかってるよ!』


『それじゃ、またね!』


颯「「あぁ、」」



ブチッ



『姫、なってあげてもいーよ』


虎「本当か、?」


『うん。いーよ、だけど条件があるよ』


虎「なんだ?」


『①会議には全部出させてもらう②倉庫に行くのは週3回まで』


虎「え?会議にも出るのか?」


『勿論。それが嫌なら姫はならないよ』


虎「っわかった」


虎「いーよな?」


海「俺はいーよ」


瑞「僕もいいよ」


凍「総長が言うなら」


駿「僕もいいですよ」


虎「んじゃ決まり」


虎「さっそく今日倉庫行くぞ」


『んえぇ?今日行くの?』


虎「あぁ、下っ端にも紹介する」


『そう。わかった、けど明日は行けない』


瑞「どうしてー?」


『っどうしても…///』


瑞「わかった…☹」


『今から行くの?』


虎「あぁ、どーせ授業サボるんだろ?」


『っまぁ、』


海「そーと決まれば倉庫にレッツゴーや」


『皆バイクで来てるん?』


虎「あぁ、基本的に幹部はバイクだ」


『そうなんだ、私はどうすればいいの?』


虎「俺のバイクに乗れ」


瑞「えっ!僕のに乗って?(上目遣い)」


『っわわわかった…///』


瑞「やったぁあ!」


虎「…ちっ」



え、なんで今舌打ちされたん?


それにしても可愛いすぎて尊い///



ヒョイっ



瑞「っえ!?バイク乗れるの、?」


『っあ、ま、間違えた!』


虎「ふっ」


海「わ、笑った!?」


虎「俺だって笑う時は笑うよ。俺をなんだと思ってるんだよ」


海「…ニンゲン、?」


虎「当たり前だ」


『あ、あっ!早く行こ!!』



ふぅ、バレるかと思った



瑞「もうすぐ着くよー?」

『そーなんだ』


ガラガラガラ


下「こんにちは!!」


虎「…」


『挨拶、しないの?』


海「やっほ〜!!元気?」


駿「皆さんこんにちは‪」


凍「…」


瑞「皆いるー?」


下「はいっ!多分居ます!そちらの方は誰なんですか?」


虎「…後で説明する」


虎「後で大切な話がある」


下「分かりました!!」


瑞「上行こ〜」


『私も行っていいの?』


瑞「勿論だよ!加波ちゃんも一緒!」


『っありがとう…///』
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