消えた記憶~真実は何処に~
ガチャ


シ──────ン



すごく静か。喋りにくい


ていうかなんか私の横にピッタリくっついてる人がいる。


誰?名前知らない



『あ、あの…』


瑞「どうしたの?加波ちゃん」

『私皆の名前知らない』

瑞「え?、?うそ…」


『本当。』

虎「まじか、(苦笑)」


虎「俺は総長の蜑乃虎太郎アマノコタロウ」


瑞「僕が副総長の碧瑞稀アオイミズキ」


駿「幹部の西河駿太ニシカワハヤタ」


海「俺も幹部の岡本海斗オカモトカイト」


黒「…幹部黒澤凍瑠クロサワトウル」


『そーなんだ、覚えた』


瑞「まさか樺羅美ちゃんが僕達の名前知らないなんて思ってもいなかったよ(笑)」


虎「あぁ、知ってると思ってた」


『そうなの?自己紹介してないよね?』


瑞「樺羅美ちゃん!僕のことは瑞稀くんって呼んでね♡」


『うん、?わかった』


虎「俺のことは虎太郎でいい」


『うん』



コンコンコン



ガチャ



下「あの、皆揃いました」


虎「あぁ、わかった」


虎「行くぞ」


『え?何処に行くの?』


瑞「加波ちゃんを紹介しに行くんだよ」


『え、あぁ、私?』


瑞「そーだよ!!」


虎「…じゃ、行くぞ」
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