青空

2人の気持ちも空に上がり 幸矢

花火を見てると川越がいきなりついてきて
ほしいところがあるみたいで、、

これ、なんだろう、、
気持ちが高鳴って、、

あいつには言わなかったけどくじをひいた時に
すぐに恋愛のとこを見た

確実に受け止めるべき
積極的にせよ

めちゃくちゃ当たってる、、
やっぱり、神様は見てくれてる、、

そして、川越が2人でこれてよかったって、、
正直、あのまま花火を見てたら
気持ちが抑えられなくなってた
かもしれない

川越に連れてこられたとこは
人があまりいない神社の端

幸矢「だ、誰もいないな、、」
日向「あ、あそこに座ろう、、」

そして少し沈黙が続いた

日向「あー、ポテト食べたりくじひいたり楽しかったー!うち、転けそうになるしw」
幸矢「気にすんなw俺だって意味は違うけど部活でうまくいかない時に転けたけど川越が戻してくれたし!」
日向「それは最初だけじゃんw最近なんて上、向いてて、逆にこっちが、、」
幸矢「こっちが、、?」
日向「勇気をもらってる」
幸矢「俺が?何もしてないよw」
日向「うん、、だから、、」

その時、川越が2人の座ってる
距離を縮めた

日向「もっと幸矢くんのことを支えたいし、、」
幸矢「充分、支えてくれてるよ」
日向「支えるだけじゃ嫌なの!隣にいてほしいの!」
幸矢「、、、」

あまりの驚きに言葉がでなかった

日向「うちと付き合ってくれませんか?」
幸矢「お、俺でいいの?」
日向「幸矢くんは自信ないよ!ほんとはもっと輝いているんだから。この前のカフェだって今日だってめちゃくちゃ嬉しかったんだから」

自分でも気づかないうちに
川越の手を握った

幸矢「俺も日向のこと、初めから好きだった。
でも、日向はめちゃくちゃ優しいし明るいし俺といるのは友達でかと思った。お前に出会って人生変わった。」
日向「何でよw大袈裟w」
幸矢「お前がいてくれるだけで俺自身、強くなれる。俺、もっと、上、向くから!俺も日向と一緒にいたい」

手を繋いで見つめ合った
でも、そのあと、恥ずかしくて
見ることができなかった

日向「い、行こっか、、!」
幸矢「おう、、!」

ゆっくり手を繋いで無言で階段を降りた

そして出口まで向かった
日向「じ、じゃあ、また連絡するね」
幸矢「お、おう、、!気をつけて!」

帰宅したらLINEの通知がたまってた
サッカー1年のグル?

これ、下村?w
まじでできてんやん
いやー、熱いっすわー!

い、いつの間に、、
川越が転けそうになって支えてる写メが
送られてた
つ、付き合ったのは事実だけど

実感がない、、
付き合うってよくドラマであるような
キスしたり、、とか、、

幸絵からLINE
ゆっきー:彼氏んち泊まるから
母さんには適当に言っててー

彼氏いたんかw
しかも泊まるって、、
まだ、中学なのに、、
レベルが違うわ

あいつに何て連絡すればいいん?
あっちからくるかなー
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