キラキラ星
母さんと婆ちゃんは、泣き崩れてしまい。

落ち着くまで俺が長椅子に座らせた。

「朝はなんともなかったのに…」

「俺も朝、ボ〜ッとしてるから具合悪いのか聞いたら、今読んでる主人公の事を考えてたって」

「ふぅ〜。まさか発作を起こしてしまったなんて」

みんなが落ち着いた頃、看護師さんが来て

先生からの説明があると、ミーティング室へ案内された。

「坂田さん、秋の検査の時にもお話したように発作が起きたら心臓がもつかどうかにかかっています。」

「は…い」

「美月ちゃんの生命力に期待するしかありません。
医療的な事は全て行っています…
今夜が峠になると思いますので、覚悟して下さい
では、失礼します。」
と担当医が退室した。
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