最強総長に、甘く激しく溺愛されて。 - RED KINGDOM -
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次の日の朝。

目が覚めたら怜悧くんの姿はなかった。


昨日のことはなるべく考えない。

まずは数学の課題をやらなきゃと、テーブルに向かった瞬間。



びっくりしていったん思考が止まった。


真っ白だったはずの数学ノート。

「え……あれっ?」

大問5、という私の投げやりな文字の下にずらりと綺麗な数式。


なんで……。


昨日の熱を思い出してしまう。


ぽたっと、床に落ちたのは


同じ温度の涙。


「──────」


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