クールなあなたの愛なんて信じない…愛のない結婚は遠慮します!
「これで美晴と初めてクリスマスを一緒に過ごせるな。」
「そうね。きっと物凄く喜ぶわ。」
「あの子へのクリスマスプレゼントは何にしようか?」
「お父さんがいれば、きっと何にもいらない筈よ。」
「俺が、プレゼントかあ…。」
「そして、あなたには私がプレゼント。」梓が冗談めかして言った。
「今日、早めに貰っちゃったな。」 航も茶化して答えた。
「バカ言ってる!」梓は、また顔を赤らめてた。
「クリスマスまでに籍を入れよう。三人で、過ごすんだ。」
「航…。」
「これから、10年分、いやもっと幸せになろう。三人で。」
「そうね。でも、もう私は幸せ…。」
航の腕に身体を寄せ、逞しい胸に頭を預ける。
「そのうち、家族が増える事を願っているよ。」
「そうなれたら嬉しい…。」
「もう一度、ベッドへ行く?」
「航ったら…!」
梓はペシッと航の腕を叩いた。自然と二人に笑みが広がる。
「…それはどっちの合図でしょう? 了承ですか、奥様?」
梓はもう一度、航の頬にキスをした。


