苺にはもうなれない
だけどこんなふうに、優大につられて関西弁を話してしまうということが、私にとってはとても嬉しい。
勝手に仲間になれた気持ちになる。
『今度の週末、地元に帰るつもりしてるねんけど、真希も予定が無かったら帰らへん?』
「えっ!?」
それって、どういうこと?
一緒に帰りたいってこと!?
『急やし、忙しいよな?』
優大が申し訳なさそうな声を出す。
「ぜんっぜん!忙しくない!!私も帰る!!」
完全に尻尾を振ったワンちゃんのようなテンションで返事をしてしまい、
「まぁ、たまたまやけどな?忙しくないのは、たまたまやで?」
と、慌てて余計なひと言を付け足した。
『ははっ、うん。ありがとう』
優大が笑った!
心がぽかぽかしてくる。
「一緒に帰らへん?」
勇気を出して言ってみた。
『あー……、ごめんな。スケジュールがギリギリまで分からん仕事がひとつあって。一緒に帰るんは難しいわ』
「あ、そっか。いいねん、気にしんといて」
とか言いつつ、私の心はかなりしぼんでしまった。
『実家に帰ったら連絡するから、良かったら会おうや』
……!!!
勝手に仲間になれた気持ちになる。
『今度の週末、地元に帰るつもりしてるねんけど、真希も予定が無かったら帰らへん?』
「えっ!?」
それって、どういうこと?
一緒に帰りたいってこと!?
『急やし、忙しいよな?』
優大が申し訳なさそうな声を出す。
「ぜんっぜん!忙しくない!!私も帰る!!」
完全に尻尾を振ったワンちゃんのようなテンションで返事をしてしまい、
「まぁ、たまたまやけどな?忙しくないのは、たまたまやで?」
と、慌てて余計なひと言を付け足した。
『ははっ、うん。ありがとう』
優大が笑った!
心がぽかぽかしてくる。
「一緒に帰らへん?」
勇気を出して言ってみた。
『あー……、ごめんな。スケジュールがギリギリまで分からん仕事がひとつあって。一緒に帰るんは難しいわ』
「あ、そっか。いいねん、気にしんといて」
とか言いつつ、私の心はかなりしぼんでしまった。
『実家に帰ったら連絡するから、良かったら会おうや』
……!!!