悪魔で使用人は私の宝物
私は、何が何だか状況が把握できなかった。

「貴方たちは一体誰なんですか…?」

3人はその言葉にお互い顔を合わせ、当然かのように微笑み返した。
「私たちは、あくまで貴方様のお母様に仕えていた使用人ですよ。」

し、使用人…!?
「では、私たちと共に行きましょう。」
そう言い、手を前に差し伸ばされ、最初は戸惑ったが、その声はどこか懐かしく感じ、私はいつの間にか手を取り、ゆっくりと悪魔の道に引きづりこまれていることを知るのは、もう少し先の話だった…。

                                おわり(仮)
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