本当の君を教えて
「何このダンボール!?」



家に帰ると玄関にはダンボールの山が積まれていた。



「俺の荷物。届けてもらったんだ」


「本当に…一緒に住むんだ…」


「信じろよ。あ、部屋お前の隣使わせてもらうぞ。おばさんからは許可もらってるしな」



そう言うとバンボールを1箱だけ持って2階へ行ってしまった。



私も手伝った方がいいよね。



リビングにカバンだけ置き、積まれているダンボールに手をかけた…しかし、



「お、重……何入ってるの、これ…」



全然ビクともしなかった。

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