ラブ・ボイス
「なんだよ、なんか文句あるのか?」
と言いつつ、わたしが急に立ち上がったのにびっくりしたのか、後退りする彼。
「文句あるに決まってるでしょ。
まず、人と話す時はまず名前を言うのが礼儀ってものでしょ?
しかも、あなたにコイツとか言われる筋合いないんだけど?」
「なんだコイツ…」
「あ、またコイツって言ったぁ!」
「まぁまぁ2人とも落ち着いて。」
八田さんが止めに入る。
「とにかく、こんなやつに、mieの役割が務まるわけない。」
紫あたまはそう言い放った。
なによ。みんなして。
できないできないって。
わたしだって…
「…やります。」
気がつくと、そう答えていた。
「わたし、やりたいです。」