ラブ・ボイス



「俺は反対だよ。八田さん。」


そこへ現れたのは、紫の髪色をした色白で低身長の男の子だった。

同い年か…私たちよりも幼いくらいだろうか。


「こいつにはまだmieとしての自覚がまったくない。せっかくの俺のアニメを無駄に使いやがって。」


初対面だというのに、彼から向けられる視線はとても鋭く、そう、怒っている。


え、なんでわたし急に怒られてるの??


「こんなやつのためにおれの体力と時間を割いていたなんてあり得ない。」


「というか、ガキはさっさと帰れ。」


が、ガキ…?


かちーんと頭にきた。


「あなたねぇ!」


わたしは立ち上がって近づく。


立ち上がると彼の身長はわたしよりも小さいくらいにみえた。


もしかして、この子、中学生とか?


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