星に愛された彼女は
あぶな…
少しふらっとしたが後ろで怜が支えてくれていたので倒れずにすんだ。
「玲央、大丈夫?!」
「ああ…」
前を見ると黒髪の女の子が尻餅をついて私を見上げている。
この子…
「姫ッ!大丈夫ですか!?」
「うん…大丈夫。ちょっと尻餅ついただけだもん」
そう言う愛梨に男子生徒が手を貸した。
「ごめんね、奏…」
「まったく…だから走るなと言ったでしょ?」
「早くリクトたちの所に戻りたくて…」
「…はぁ」
ソウと呼ばれたやつがこちらを見た。