政略懐妊~赤ちゃんを宿す、エリート御曹司の甘く淫らな愛し方~
婚姻届を提出し、私たちは晴れて夫婦となった。いつの間にか証人欄には伯父の名前が書かれていてびっくりした。
どうやら私に内緒で航君が伯父に会いに行き、記入をお願いしたところ、快く快諾してくれたそう。もうひとりの保証人欄には、航君の秘書が書いてくれたようだ。
「無事に婚姻届も提出できたし、家に帰って千波の荷物を整理しないとな」
駐車場に向かいながら航君に言われ、ギョッとなる。
「そんなに量は多くないですし、ひとりで平気ですよ」
なにより私物を見られるのが恥ずかしい。その中には下着とかもあるし、急いで荷造りしたからどの箱に入れたかも忘れてしまった。
うっかり下着の入った箱を航君に開けられたら大変だ。
「じゃあ千波が片づけをしている間、俺は夕食の準備をしよう」
「いいえ! それも私がやりますから」
むしろそれは私の仕事だ。
「今日は千波の誕生日なんだから、今夜は俺に作らせてくれ」
ちょうど駐車場に着き、航君は紳士的に助手席のドアを開けてくれた。
「わかった?」
「……はい、じゃあお願いします」
今夜だけはお言葉に甘えてしまおう。それに誕生日だから料理を作ってくれるんでしょ? 彼の気持ちがすごく嬉しい。
「了解。楽しみにしててくれ」
そう言って助手席のドアを閉め、航君も運転席に乗り込む。そしてエンジンをかけようとした時、彼のスマホが鳴った。
小さなため息をひとつ零して電話の相手を確認した航君は、顔をしかめる。
どうやら私に内緒で航君が伯父に会いに行き、記入をお願いしたところ、快く快諾してくれたそう。もうひとりの保証人欄には、航君の秘書が書いてくれたようだ。
「無事に婚姻届も提出できたし、家に帰って千波の荷物を整理しないとな」
駐車場に向かいながら航君に言われ、ギョッとなる。
「そんなに量は多くないですし、ひとりで平気ですよ」
なにより私物を見られるのが恥ずかしい。その中には下着とかもあるし、急いで荷造りしたからどの箱に入れたかも忘れてしまった。
うっかり下着の入った箱を航君に開けられたら大変だ。
「じゃあ千波が片づけをしている間、俺は夕食の準備をしよう」
「いいえ! それも私がやりますから」
むしろそれは私の仕事だ。
「今日は千波の誕生日なんだから、今夜は俺に作らせてくれ」
ちょうど駐車場に着き、航君は紳士的に助手席のドアを開けてくれた。
「わかった?」
「……はい、じゃあお願いします」
今夜だけはお言葉に甘えてしまおう。それに誕生日だから料理を作ってくれるんでしょ? 彼の気持ちがすごく嬉しい。
「了解。楽しみにしててくれ」
そう言って助手席のドアを閉め、航君も運転席に乗り込む。そしてエンジンをかけようとした時、彼のスマホが鳴った。
小さなため息をひとつ零して電話の相手を確認した航君は、顔をしかめる。