私は天使に侵されている
寝室に移動し、美麗をベットに下ろした来夢。
そのまま組み敷いた。

「美麗、可愛い~」
お互い、目が反らせず見つめ合っている。
「来夢…」
「フフ…もう一回…名前呼んで?」
「来夢くん…」
「違うよ」
「え?」
「来夢って呼んで?くん付けなんて、いらない」
「来夢」
「フフ…また一つ、美麗に近づいた…」
口唇が重なった。

チュッ!チュッ!と音がして、啄むようなキスが口唇や頬、首に移動する。
「あ…来夢…ま、待って……」
「んー、もう…無理…」
「お風呂…入り、たい…」
「必要ないよ…」
また口唇が重なり、深くなる。
「ンン……」
「美麗…僕だけ見て、反らさないでね……!」

服を脱いだ来夢。
「━━━━━!!!」
美麗の目が大きく開かれた。
「ん?」
「来夢…刺青……」

来夢の肩から胸にかけて、天使と悪魔の羽が彫られていた。
来夢と美麗がつけているピアスと同じデザインだ。

「やっぱ、嫌?刺青がある僕……」
「う、ううん…ちょっと、びっくりしただけだよ?」
「ほんと?嫌いになってない?」
「うん」
「良かった!」
ニコッと笑った来夢は、また美麗の口唇を奪った。
そのまま身体中に来夢の口唇が落ちてくる。
美麗がピクッと反応すると“ん?ここ…気持ちいい?”と聞かれ、手の甲で口元を押さえ顔を真っ赤にして首を振る。
来夢はフフ…と微笑んで、執拗に責める。

「美麗…一つに繋がって……また一つ、お互い近づこうね!そうやって、一つずつ近づいて、僕達は放れられなくなる……」
「来夢…」
「美麗…美麗…僕を見て……僕だけを、見て…見つめ合って…落ちて…!」
そのまま二人は、何度も果てた。
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