挑発のライン・アイドル育成計画とは(恋する瞑王シリーズ3)
<神殿・2>

立ちすくむ神蔵に、
自分より上位の神官が、ポンと
肩を叩いた。
「大変だな・・神蔵」

「あの、説明がよくわからんのですが・・」
神蔵は、上位神官に質問をぶつけた。

「歴代の瞑王就任の条件は
いろいろあるのだが、
そのひとつに
カリスマ性という項目がある。

簡単に言えばスター性・
オーラがあるということだ。

冥界の力・つながりを
現世の人の潜在意識の中に
埋め込むためには、
人を引き付ける魅力が、なければならない。

例えば、宗教なら教祖とかね。
歴史上の偉人たちもそうだが」

神蔵は疑問に思った。
「なぜ、私が呼ばれたのでしょう」

そもそも、神蔵の所属は、
天界の神殿神官である・・・
神官でも、
音楽や舞踏が専門だった。

神殿の神官はいわば専門職だ。

農業・酒・火、商業、現世のいろいろな産業や人々の営み
日常で、神として祭られるものが
神官の担当となる。

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